制作記録3 人物の研究

人物の研究をしています。
高校生のとき友人が「趣味は人間観察」って言っていたのを
「なんかヤバイ人だなぁ」と思っていたのに。
今になってその境地にいたっています。

全てのしがらみを捨てて
創作にうちこめたら幸せですけど
実際の生活で出会う人たちや
YouTubeで知る世界の人達をみていると
何もムダじゃないんだなと思います。

私が実際に出会ってここ最近
影響をうけた人物は「ありがとう」を心からいってくれるおばあちゃんです。
「ありがとう」って短い言葉なのに
心からいうことで深さと礼儀と感謝を感じるんです。

適当にいった「ありがとう」には意味がないのかもしれない。
逆に深く一瞬でも心をこめて言った「ありがとう」は意味があるのかも。

お金が本当にないときに藁にも縋る思いで
「ありがとう」を一万回言ってみたことがあるんですけど
一円にもならず、何の助けもこず、
ただ淡々と現実の処理をするしかありませんでした。

今思えば1mmも感謝を感じてないのにただ連呼していただけ。

そして昨日、たった一回の「ありがとう」を言っただけで心がポカポカになりました。
私が「家政婦さんをやとって夕ご飯つくってもらいたい」とグチっていると
娘が「ママのご飯がいい」と言ってくれて、可愛くて、
思わず心から「ありがとう」の言葉がでたんですね。

娘がニコニコしてくれて
これが本当の「ありがとう」の使い方だな、と思った次第です。

「ありがとう」とおばあちゃんが私に言ってくれたから
私も心から「ありがとう」を言うことができてます。
ありたい姿をみせてくれたから。

漫画って絵だけ上手になっても面白くないと思います。
人間観察を続けることで少しでも
自分の作品に良い影響がでればいいな。

では読んでいただきありがとうございました。
創作頑張ります。